ヒメヒオウギ

南アフリカ原産のアヤメ科。属名アノマテカでも呼ばれる。5月頃、路傍に逸出して咲いた花をよく見かける。白い六花弁の花に赤い班が入っている姿はかわいらしい。ピンク色の花も見かけるが、異国の色合いといった趣き。たくさん植えてあると華やかだが、石垣やコンクリートの割れ目などから数輪咲いている姿が好きである。

アメリカフウロ

春、都市部でもアスファルトの隙間などから顔を出している。葉は切れ込みが多く独特で、小さな野草の中でも見分けがつきやすい。ただし近似種も多い。葉は年中見かけるが花を咲かせるのは春も半ばになってから。4月の終わりから5月上旬にかけてピンクの小さい花を静かに咲かせる。