「春の観察会 in 小野浦(3/24)」のお知らせ

はなやすり観察会では初めてとなる美浜町・小野浦での観察会です。小野浦地区は伊勢湾側の海沿いに位置し、雑木林を抜けて北の野間地区に至る道があります。道沿いでは冬にたくさんのスミレの葉が出ていました。何種類のスミレが咲いているか、周辺の春の様子を観察しながら歩きます。(写真は1月に撮影)

〇日程/2024年3月24日(日)

〇時間/13:30~15:30頃終了予定 ※場合によっては30分ほど延長することもあります。余裕をもってご参加ください。

〇集合場所/美浜町・食と健康の館駐車場(変更の場合あり) ※電車でお越しの場合は、最寄りが「野間」駅となります。13:16着の特急でお越しいただけましたら迎えに行きますので、その旨お知らせください。

〇費用/無料

〇その他/食事は済ませてからお越しください。トイレは施設にあります。少し長い距離(約3キロ)を歩きながらの観察となります。歩きやすい靴でお越しください。メモを取る場合は筆記用具をご用意ください。

 

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知多半島ため池観察会のお知らせ

日 時:2024年3月20日(水・祝)
場 所:美浜町布土・菅田池
集 合:美浜町総合運動公園駐車場
時 間:13時半集合/16時頃解散予定
費 用:無料

知多半島ため池観察会のお知らせです。第一回目となる今回は、美浜町布土にある「菅田池」を訪ねます。美浜町のこの周辺地域は「鵜の池」に代表される全国でも有数のカワウの生息地です。3月、池では、サギの仲間も混ざってコロニーで子育ての真っ最中。にぎやかな池を見ながら雑木林を歩いていくと、道沿いに野草の花が咲いています。オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ハルジオン、ヘビイチゴ、マキノスミレなどです。雑木林の終点には田んぼがあり、小さなトラクター一台と手作業で稲作がされています。田の周辺には、キツネノボタン、タネツケバナ、カラスノエンドウ、オオジシバリ、ハハコグサなどの花が咲いています。2月中旬~3月上旬に卵塊があらわれるアカガエルは、オタマジャクシとなり泳いでいます。田に引かれている水は、奥の湧き水から木樋を敷いて、田に流れ込むようにしてあり、菅田池へと流れ下ります。哺乳類の足あとや骨も見られ、かつて人々の身近にあった知多の自然に想いを馳せられる場所です。菅田池の周囲を観察して歩き、ため池を中心とした自然環境について考えます。

 

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観察会「アカガエルのたまごをさがす」(2/17)

いよいよ2月。今年も観察会の時期になりました。最初の観察会は2月17日に「アカガエルのたまごをさがす」を開催します。アカガエルのたまごは、立春が過ぎ、2月のなかば、連続して雨が降ったあとの田にあらわれます。うみたてのたまごは透き通っていてとてもきれいです。数日経つと泥をかぶり、表面がほこりに覆われます。今年は例年より一週間ほど早い17日に観察会を行います。冬の終わりがすぐそこにきていることをいち早く教えてくれる、アカガエルのたまごを探しに、美浜町を訪ねます。

〇日程/2024年2月17日(土)

〇時間/13:30~15:30頃終了予定 ※場合によっては30分ほど延長することもあります。余裕をもってご参加ください。

〇集合場所/美浜町・恋の水神社駐車場 ※変更の場合あり。

〇費用/無料

〇その他/食事は済ませてからお越しください。トイレは神社にあります。田んぼの周辺はぬかるんでいる場所もありますので、汚れても良い靴でお越しください。メモを取る場合は筆記用具をご用意ください。

終了しました。ご参加いただきありがとうございました。

観察会年間スケジュール

2024年「はなやすり観察会」の年間スケジュールが決まりました。今年からはこのブログでも観察会のお知らせを更新していきます。是非ご活用ください。以下の年間スケジュールは、月刊「HANAYASURI」2月号に掲載されているものです。観察会の翌月にレポートも掲載しています。ホームページから参加の申し込みをされる場合は、申込フォーム(開催月の月初めに設置します)より、お申し込みください。

観察会の年間スケジュールはこちら(約2.5MB)

 

はなやすり出版文化を考える会<第1回>

2月25日(日)の「はなやすり出版文化を考える会」についてのお知らせです。第一回目となる今回は、●<講座&話し合い>出版する意味を考える、●<講座&話し合い>出版物を作る・販売する、●<企画案1>文芸誌をつくる、以上の3題です。当日は紙資料を用意し、それをもとに話を進めていきます。最初の会ですので、どのような話し合いになるのか分かりませんが、出版について興味がある方は是非ご参加ください。

〇主催:書肆花鑢
〇会場:名古屋国際会議場433会議室(市営地下鉄「日比野」駅より徒歩5分)
会場のホームページはこちら
〇時間:13:15~17:00
〇費用:1,500円
〇定員:15名
〇資格:月刊「HANAYASURI」21号のチラシに記載してある条件を満たしている方
〇その他:当日は紙資料を用意します。

※終了後、17:30より懇親会を行います。場所は金山駅近辺を予定しています。よければこちらもご参加ください。

★4月に延期しました。

SCENE in the pen. 072

“Dead fern submerged in water”

Winter on the wetland. Some plants remained dead. The landscape is silent. Ferns that are heavily invaded. One leaf, withered and submerged in water, caught my eye.  [FEBRUARY 2022]

 

SCENE in the pen. 071

“Persian speedwell”

A reservoir where cormorants have established colonies. At the end of the woods beside it, there is a rice field. When I visited on a sunny day, I found Persian speedwell in full bloom. They were glistening blue.  [FEBRUARY 2022]

 

クワガタソウ属のオオイヌノフグリ。田畑の畦や野道で、春の晴天のもと、青く輝いているのを見かけます。

 

SCENE in the pen. 070

“White giraffe head”

Giraffe heads are found in bloom even in winter. I parked the car, got out and saw some white giraffe heads at my feet. After a light snow, there were water drops on the flowers.  [JANUARY 2022]

 

ホトケノザは赤紫色の花を咲かせる野草。野でも街でも、季節を問わず見かけます。白い花のホトケノザは、あまり見かけることがありません。

 

SCENE in the pen. 069

“Two red berries”

In the woods. A small tree with red berries was growing at the base of a cedar tree. The yabukozhi is a tree of good luck. They lit up the winter woods with bright colours.  [FEBRUARY 2022]

 

ヤブコウジは十両とも呼ばれる縁起の良い木です。冬場、地面近くで明るい赤色を灯します。

 

SCENE in the pen. 068

“Frog’s egg”

February. The day after it rained, there were eggs of red frogs in the rice field. The season of life begins with the appearance of the red frog egg.  [FEBRUARY 2022]

 

アカガエルは2月、雨の夜に水のきれいな田んぼの止水などで産卵します。翌日のたまごは透き通っていますが、すぐに土埃をかぶって土に紛れます。