「出版文化を考える会」について

8月から再開を予定していました「出版文化を考える会」は、一旦、休止します。少し先になりますが、2年後、会場である名古屋国際会議場がリニューアルされる2027年に、再開します。

再開後は、出版や文学に関わっている方々をお招きし、お話を伺いながら考えていく内容で、今後、検討していこうと思います。

あらためまして、これまでの資料や、当日話したことをまとめると、以下のような内容でした。

・「書肆花鑢の会社化について」

・「月刊『HANAYASURI』の復刊について」

・「文学者を知る」「熱田を知る」「和紙と産業」

資料の内容について考えられることは、まだ、たくさんあったと思います。途中で終わっている資料もあります。それらにつきましては、追加の資料がまとまり次第、本ブログで公開していきます。

 

2025年度 月刊「HANAYASURI」について

5月に復刊を目指しておりました、月刊「HANAYASURI」は、予約者数が目標に達しなかったため、本年度の刊行はありません。

引き続き、2026年4月の復刊を目指して参ります。ご予約いただきましたみなさまには、お待たせしてしまい申し訳ございません。気長にお待ちいただけましたら、大変有難く存じます。

なお、観察会に参加してくださったみなさまに書いて頂いたレポートにつきましては、「観察会レポート集2024」を発行しようと思っています。まだ少し先になると思いますが、決まりましたら、お知らせします。

 

月刊「HANAYASURI」についての詳細はこちら

 

作品集の編集・制作

2月に編集・制作のご依頼をいただいた會田暁美作品集「Course」が、4月に出来上がりました。所属されている会への出品作品、絵画制作に至るまでの取り組みなどをまとめています。「筋道は紆余曲折あっても、それらは関連しつながっている。それぞれの道で学んだことが積み重なり、今の表現がある」(「あとがき」より)。さまざまな出会いを大切にされてきた、會田様の人となりが浮かび上がる作品集に仕上がりました。

作品集、詩集、個人詩誌、会報誌など、冊子の編集・制作に関するご依頼は、ご連絡をいただいた順に対応いたします。お気軽にご相談ください。

 

集まったアカガエルの鳴き声

今日、3月9日は、観察会「アカガエルのたまごをみる」でした。暖かな日差しのもと、冬眠から目覚めたアカガエルの声や、ウグイスの声が野に響き、ツクシやオオイヌノフグリを見つけ、春の到来が感じられる観察会となりました。

さて、アカガエルのたまごは、たくさん出ていました。開催地である奥田の田の卵塊数は、64(調査日=3/6)でした。今年は、例年と比較すると12~2月の降水量が圧倒的に少なかったため(今年=32.0 mm、過去3年間の平均=153.0 mm)、十分な雨水が田に溜まらず、初見日が3/4までずれこみました(過去3年の初見日は、2022年=2/15、2023年=2/14、2024年=2/22)。

一方、もう一か所の観察地、布土の田では、卵塊数は103(調査日=3/6)を数えました。卵塊の中には、卵割が進んだものもありました。ここには、水を湛えたまま冬を越す田があるので、ほぼ例年通りの時期に産卵し、3月にも再び産卵したのだろうと思います。

最後に、真夜中、産卵のため田に集まったアカガエルの鳴き声を掲載します。この時期にしか聞くことができない、普段とは違ったアカガエルたちの音を、是非一度、聞いてみてください。やわらかい声で、続けて鳴いているのは、アカガエル。高い声で鳴いているのは、シュレーゲルアオガエルです。(録音日=2024年2月22日、22時頃、奥田の田んぼ)

 

 

写真集「in the pen.」ーnew available

愛知・知多半島の自然の様子を撮影した写真集が出来上がりました。春、木の洞ではアマガエルが眠りから覚めます。草むらには小さなバッタの幼虫。成虫になるまで数カ月の時を生き抜かなくてはなりません。初夏、浜辺は海浜植物の花で彩られます。秋になると、海を渡る蝶・アサギマダラが翅をボロボロにして、半島を訪れていました。刻一刻と変わる自然の様子。本書が、日常生活に寄り添う身近な自然について考える為の一助となりましたら幸いです。

※本書は、紙の手触りを大切にするため表面加工を施しておりません。表紙の劣化が気になる方はブックカバー等をお使いください。

■価格/2200円(税込み)
■B5判/並製本/144頁
ISBN978-4-9911215-4-8

This is a collection of photographs of nature in Chita Peninsula, Aichi. In spring, the frogs awaken from their slumber in the tree caves. A small grasshopper in the grass. They have to survive for several months before they become adults. In early summer, the beach is decorated with flowers of seaside plants. In autumn, the sea-borne butterfly, the Asagi-madara, with its tattered wings, used to visit the peninsula. The ever-changing nature. We hope that this book will help you to think about the nature that surrounds you in your daily life.

■size 182 mm × 257 mm
■144 pages
■All texts are in Japanese.

※This book has no surface treatment to preserve the feel of the paper.  If you are concerned about the deterioration of the cover, please use a book cover.

HANAYASURI BOOKS ショッピングサイトよりご購入いただけます。
You can purchase from HANAYASURI BOOKS shopping site.

https://hanayasuribooks.stores.jp

告知 announcement of new photo book

2022年1月、写真集「in the pen.」を発行します。知多半島における自然の様子を撮影した写真、200枚を掲載しています。インターネットからの購入方法につきましては、来月あらためて、このブログでお知らせ致します。

In January 2022 we will publish a photo book “in the pen.” It contains 200 nature photos taken in the Chita peninsula. Information on how to buy the book will be posted on this blog next month.

冬の観察会・お知らせ03

12月26日の土曜日に常滑市・高砂山公園で行います冬の観察会は、24日(木)まで受け付けておりますので、お時間ございます方は、ぜひご連絡ください。お待ちしております。

 

冬の観察会・お知らせ02

12月26日(土)に行います「冬の観察会」は、常滑市の高砂山公園に決まりました。参加を希望される方は、お問い合わせフォームよりお名前、ご連絡先(メールアドレス)、参加人数(子どもを含む)を、ご連絡ください。ご連絡をいただいたのち、12月20日頃までに集合場所、集合時間などの詳細をメールにてお知らせいたします。最寄りの駅が離れておりますので、電車でお越しの方は、その旨お書きください。

※ご連絡なしでの参加はお断りしておりますので、ご了承くださいますようお願いいたします。

 

冬の観察会・お知らせ

12月26日(土)に冬の観察会を行います。テーマは「いきものの冬越し」。13時頃から15時頃までの約2時間、雑木林や草地などを歩きます。ドングリと冬の木の実、ロゼットをつくる野草、冬の木の芽などを観察し、いきものの冬越しについて考えます。場所はまだ未定ですが、知多半島の常滑市、阿久比町周辺か以北の予定です。

参加を希望される方は、お問い合わせフォームよりお名前、ご連絡先(メールアドレス)をお知らせください。12月上旬に、メールで詳細をお送りいたします。お一人でも、ご家族の方、ご友人の方との参加でも歓迎です。お問い合わせだけでも承りますので、お気軽にご連絡ください。

お待ちしております。