ハマスゲ

浜菅。スゲの仲間は、カヤツリグサ科スゲ属にはいるが、ハマスゲはカヤツリグサ属。田畑や街で赤みの強い小穂はよく目に留まる。名前のとおり海の近くでも見かけるが、海浜植物が生育するような浜辺よりは、堤防沿いの路傍などでかたまって生えている印象。アフリカのある地域では古代人が食していたという。塊茎は漢方薬に用いられる。