第三回出版文化を考える会・まとめ

8月26日、第三回目の出版文化を考える会を開催しました。

午前10時に地下鉄西高蔵駅から徒歩数分の高座結御子神社に集合。その後、熱田の代表的な史跡を巡りました。

午後は、名古屋国際会議場で、話し合いをしました。前半は、フィールドワークで回った場所をおさらいし、「あつたデータベース」の構想をお話しました。熱田の歴史については、すでに多くの方々の地道な取り組みによる優れた資料・書籍があります。宮宿は、東海道のなかでもっとも大きな宿でした。多くの文学者や学者が訪ねた歴史があり、人々の交流が盛んだった土地です。おそらく、これまでに熱田を訪問したことが伝えられている人だけでなく、他にもよく知られた人物が訪ねているはずです。熱田を訪ねたことが記された日記などの記述を収集し、データベース化し、外から見た「熱田」を知る事で、魅力をさらに発展させることができるのでは、という話に行きつきました。

その後は、完成した40人の文学者リストから、8人を取り上げ、その文学者が重要である理由をお話しました。また、今後の流れとして、来年2025年は、文学誌発行に向けての準備期間とし、2026年の創刊を目標とすることもお知らせしました。

資料はこちら→ 第三回出版文化を考える会・資料

次回は10月26日(土)の開催を予定しています。「文学者を知る」は、10人分をお話します。もう一題は、「和紙・地域・自然」をテーマとする企画案についてお話します。また、来年2月から2年間、名古屋国際会議場が休場となるため、現在の形での「出版文化を考える会」は年内で一旦終了します。残り二回となりましたが、興味のある方は是非ご予定ください。